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2008年3月 5日 (水)

フォスター・プラン

皆さんは”フォスター・プラン(プラン・ジャパン)”というものをご存知でしょうか?今日仕事を終えて帰ってみると、悲しい知らせのハガキが届いていました。フォスター・プランのパキスタン・マンセラ地区事務所が武装集団の襲撃を受け、職員3名とボランティア1名が死亡、多数が負傷したそうです。パキスタンの他地区事務所も、安全の確認の取れるまでの間、活動を一時中断するそうです。

”フォスター・プラン協会(プラン・ジャパン)http://www.plan-japan.org/home/index.html”は、途上国の地域開発を目的とした国際NGOです。プランに加盟すると、対象地域の子供さんを紹介されます。日本事務所を通して定額を振り込みますが、そのお金は紹介された少年少女に直接送られるわけでも、その子供個人に使われるわけでもありません。子供さんの住む地域の開発のために使われます。使い方はその地域での目標によって異なりますが、単なる一時的な経済援助では無く、学校での教材を揃える、井戸を掘る、女性自立教育等、地域の自立的発展を援助する方向で使われます。井戸を掘る事は、衛生的な水を供給するだけで無く、主として子供に課せられる労働である”水汲み”から解放する事により、学校に通う時間を作り上げる効果も期待されます。協会から紹介される子供さんは、謂わばその地域での活動の象徴です。定期的に子供さんの成長の様子・写真、地域での活動報告が送られてきます。その地域に住む人間の生活を身近に感じる事によって、送金したお金の活き方を実感する事ができます。

日本の空回りする経済援助、実際に必要とする人達に届かない、地域の実情に配慮の無い(現地で使いこなせない、修理の利かない最新機器を送り放置される)、金だけの、その場凌ぎの途上国援助に疑問を感じていた時に、その存在を知りました。長女が小学生にあがる頃でした。2人の子に恵まれ、平和な生活を送れる幸せの御礼にと、参加を決めました。私達にとって当たり前の日常が、遠く望めないものである子供達が世界には沢山居るのです。幼い我が子の姿と重ね合わせ、我が子の健やかな成長を祈る気持ちもありました。その子も大学を卒業して、今では東京で働いています。送金額は、月に1度、スナックでのお酒を我慢すれば足りる程度の額です。自らの幸せの罪滅ぼしでもあるのでしょう。

プランは、その地域での活動目標が達成された時、またはフォスター・チャイルド(紹介された子供さん)が自立年齢に達した時に終了となります。戦後の日本も援助対象国でした。復興を成し遂げ卒業したわけです。私に割り当てられた最初の国はアフリカのジンバブエでした。チャイルドが自立年齢に達し終了、次に紹介されたのがパキスタンの男の子でした。もう数年になります。

パキスタンの事務所の襲撃された詳しい事情は判りません。活動は現地ボランティアの協力によって支えられています。紐付きの援助でも無く、恨みを買うようなものでも無いはずです。多くの善意と、かけがえの無い尊い人命の失われた事が残念でなりません。安全が確保され、活動の再開される日を待ちたいと思います。

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