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2009年4月13日 (月)

「レッドクリフ PartⅡ」

待望の後篇です。PartⅠ以上の期待で観たわけですが、多くは裏切られませんでした。難しい事を考えずに、娯楽大作として観れば、そこそこ面白い作品だと思います。ただまぁ、やはりそこ止まりです。楽しいけれど内容の薄い作品、との印象は残ります。http://redcliff.jp/index.html

PartⅠでも書きましたが、ついついエピソードの羅列になりがちな三国志を、赤壁の戦いだけに絞った遣り方は賢明だと思います。主役も周瑜に絞り、多少多めに諸葛孔明を絡める程度で、蜀の主要登場人物達(劉備・関羽・長飛・趙雲)も脇役に徹しさせた演出で判り易くなっています。なんせ三国志は、登場人物が多いですし個性も豊かです。個々の人物を描きだしたらキリがありません。三国志ファンには物足りない思いを持った方も居たかも知れませんが、単純に映画作品としては纏まっていました。

しかし途中は結構ハラハラしました。ストーリー展開に、ではありません。史実からも三国志演義からも、日本で一般的に読まれている歴史小説(吉川版とか)からも大きく逸脱して、小喬を敵地に乗り込ませるという、突拍子もない呆れる展開にです。こんなに外してしまって、いったいどうやって締めくくれるのか、心配してしまいました。締めくくりは、やはり呆れる結末ではありました。でもまぁ、元々が破天荒な物語です。史実にも不明確な部分は多々あるはずです。フィクションとして想像力を働かせた作品と知って観るなら罪はありません。これを史実と信じ込んでしまう人の少ない事を願います。

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コメント

あやうく、史実と信じてしまうところでした coldsweats01
そうですかぁ、小喬は敵陣に乗り込まなかった、と。
となると・・・ 尚香も? という疑問が頭をぐるぐるしてきちゃいました。

大喬小喬の姉妹は、”江東の二喬”として美人で有名だったそうです。姉の大喬は孫権の兄(先代呉王)孫策の夫人です。この時代は女性に関する資料・記述は少なく、喬家の娘だったから大喬小喬と呼ばれただけで、名前すら伝わっていません。資料がほとんど無い故に、こんな大胆なストーリー展開もできたわけです。

他部分でも、周瑜や孫権や劉備・関羽・張飛・趙雲など、オールスターが一同に会しての会戦などありません。元となった「三国志演義」自体が世俗的講談物ですが、それを更に面白く脚色しています。歴史物というよりも、水戸黄門や暴れん坊将軍のような、”時代劇”として見た方がよいと思います。

尚香の方は後に劉備夫人になるわけですので、小喬よりは記述もあるものの、やはり少ないです。尚香という名前自体、後に京劇で使われたもので、本名は伝わっていません。気が強く男勝りであったと言われますが、それも講談物としての「三国志演義」での記述ですので、実際は判りません。

まぁあれほどありえない展開なのでさすがに史実とは思いませんでしたが(笑)、あくまでフィクションとして見るべきなんですね。
それより、映画の中では「政略結婚は嫌い」と言っていた尚香が実は劉備夫人となるとは!そのことにビックリしました。
教えていただきありがとうございます。

ま、この時代、恋愛結婚は滅多になかったでしょうし、王侯貴族では政略結婚が当然だったと思います。「政略結婚は嫌い」は現代的解釈でしょうね。物語上の尚香は、この後も騒動を引き起こします。

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{{{ ◆STORY 西暦208年、魏呉蜀が争う中国・三国時代。80万の曹操軍をわずか5万で迎え撃つ劉備(ユウ・ヨン)・孫権(チャン・チェン)連合軍は、軍師・孔明(金城武)の知略と指揮官・周瑜(トニー・レオン)の活躍でどうにか撃退に成功する。思わぬ大敗にも依然圧倒的な勢力を誇る曹操(チャン・フォンイー)は、2000隻の戦艦を率いて赤壁へと進軍する。そんな中、曹操軍には疫病が蔓延してしまうが、非情な曹操は死体を船に積み、連合軍のいる対岸へと流す。これにより連合軍にも疫病が拡がり、ついに劉備は自..... [続きを読む]

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