「G.I.ジョー」
嫁さんが「@ぴあ」で当てたチケットで、映画「G.I.ジョー」を観てきました。カテゴリーに「韓国」も指定しましたが、これはもちろん、イ・ビョンホン出演のためです。http://www.gi-j.jp/
この手のアクション系、特にアニメ系にはがっかりさせられる事が多く、期待ほどほどで出かけました。いやぁしかし楽しめました。CG多様のアクション映画は、総じてCGに頼り過ぎ、同じようなアクションの繰り返しで飽きてしまう事があるのですが、今回は最後まで緊張感を持続する事ができました。ただ緊張感持続も疲れるもの、間にもう少し小休止も欲しかった気がします。
ストーリーは単純で大雑把でもあります。しかし元々が荒唐無稽な物語、説明し過ぎないで却って良かったように思います。主人公達の過去の経緯も、簡略に要領良く説明されています。原作を知らない私でも概略は掴めました。私の記憶にあるG.I.ジョーは、「コンバット」的な米軍兵士でした。今回の映画は、1980年代のアニメ化された時の設定が元になっているようです。
家内のお目当て、イ・ビョンホンは随分頑張っていました。(ハリウッド進出を目指して)英語も以前から特訓していたそうです。悪役としては優遇された役柄に思えます。最後も綺麗に散らせて貰ってるし。続編作る気満々の結末ですが、イ・ビョンホンの死に方も、「実は生きていた」との復活も可能な描き方ですね。個人的にはスカーレット(レイチェル・ニコルズ)のおっぱいバトルスーツが魅惑的でした。
しかし「20年前の東京」は酷かったですね。「ラスト・ブラッド」は映画的”誇張”と許容できましたが、今回は遥かにめちゃくちゃです。以前の中国混同の時代に逆戻りしています。東京は香港・マカオみたいだし、修行の寺はまんま少林寺です。日本らしさは欠片もありません。監督の勉強不足か勘違いか、興行的に日本も重要なお客様との認識はあったはずですので、この仕打ちは理解できません。
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G.I.ジョー ベーシックフィギュア コレクション1 デューク(トミーダイレクト) |
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