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2009年10月19日 (月)

「うちにどうして来たの?」

昨日日曜日の上京、最初の目的は「東京国際映画祭 コリアン・シネマ・ウィーク2009」での上映作品を観るためでした。ですので、渋谷で「空気人形」を観た後に新宿に移動、昼食を挟んでもう1本、今度は韓国映画を観てきました。http://www.koreanculture.jp/info_news_view.php?number=897

今回上映の3作品の内、私の観たのは「うちにどうして来たの?」です。選択に特に意味はありません。単に上映時間が丁度良かっただけです。bleah 主演は「オールド・ボーイ」「スリー・モンスター」「トンマッコルへようこそ」でお馴染みの個性派女優、カン・ヘジョンです。お相手のパク・ヒスンは初めて聞く名でしたが、演劇・ミュージカル畑出身の俳優さんのようです。キム・ユンジンと共演した「セブンディズ」で、青龍・大韓民国両賞の男優助演賞を取っているそうです。

お話は職質に訪れた警官から逃げ、捕まるところから始まります。そしてちょっと不可思議な物語から、徐々に「?」が抜け落ち繋がって行く、謎解き(と言っても推理物ではない)というか、謎明かしでの展開になります。過去の事件で「人を愛せなくなった男」と、「人に愛されない女」との、「失敗作」と自認する二人が徐々に互いの心に触れ合いを見つけて行く、そんなお話です。

午前中のペ・ドゥナとはまた別の、天然系のフワフワ感を持つカン・ヘジョン、そして舞台演劇系の性格俳優パク・ヒスン、相反する個性がぶつかりすれ違い調和します。写実系のリアルではありませんが、奇想天外な行動の裏側に、ひとの生き様のリアル感が存在するような気がします。ですので、コミック的なストーリー展開にも不自然さを感じず、いつの間にか感情移入してしまっていました。

不燃ゴミとして収集場に身を横たえた「空気人形」のペ・ドゥナ、厳寒のビニールハウス内で凍死したカン・ヘジョン、共に寂しい最後でしたが、カン・ヘジョンの方に少しだけ多くの温かみが残ったような気がします。意図せず同じ日に、共通性のあるテーマとラストシーン、そして個性と才能ある女優さんの作品を観る事ができました。

蛇足ですがカン・ヘジョンを見ていて、「不揃いの林檎たち(TVドラマ)」での石原真理子を思い出しました。happy01

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