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2013年7月 7日 (日)

最近読んだ本

常に何冊かの本を並行して読んでいます。読むペースがとてつもなく遅い上に複数冊同時進行ですので、読み終わるのに数か月を要してしまう本もあります。ここのところ、同時進行冊数があまりに増え過ぎてしまいました。取り敢えず、これ以上増やさずに読みかけのものに集中していました。

「ブラを捨て旅に出よう」 歩りえこ 講談社文庫   アバヤ(目以外の全身を真っ黒に覆うイスラム圏での女性衣装)姿の写真に興味を惹かれて買った本です。女性ひとりで、2年をかけて世界一周したそうです。先日、ラジオ(文化放送)にも出演していました。 その行動力・勇気には感心しますし、体験も興味深いものが多いですが、文章表現には旅のわくわく感にやや欠けます。新巻(「思い立ったらマチュピチュ」)も出したらしい、書店で目に付いたら買うかも知れません。

「夏目漱石全集7」 夏目漱石 ちくま文庫   「行人」「満韓ところどころ」「思い出す事など」の3編を収録。韓国(当時は大韓帝国)旅行記に興味を持って買ったのですが、実際の内容には韓国は出てきません。満州だけでも十分に興味深かったですが。 「思い出す事など」は修善寺での吐血当時を振り返ったエッセイです。漱石の人物像がにじみ出ています。 「行人」は以前に読んだつもりでいたのですが、「明暗」と混同していたようです。

「あなたの知らない栃木県の歴史」 山本博文監修 洋泉社   「毛野国(けぬのくに)」発祥の話など、ちょっとした知識としては興味深い部分もありました。栃木県人以外は買わないでしょうね。

「ナナ」 エミール・ゾラ 新潮文庫   「居酒屋」と一緒に買った本でした。「居酒屋」を読み終わったのが2月の終わり頃でした。多分3月下旬頃には読み始めたと思いますので、随分と時間を要してしまいました。 「居酒屋」では子供だったナナの”その後”を描いた作品ですが、「居酒屋」のような、「先が気にかかり気が急く」ようなのめり込みはありませんでした。寧ろ途中には停滞感を感じる部分もありました。登場人物内面への広がりも「居酒屋」ほどでは無かったような・・・。

「ピカソは本当に偉いのか?」 西岡文彦 新潮新書   高校時代の文化祭で(所属した美術部で)ピカソ研究の展示をした事があります。その時にいくらか調べて、「すげぇ画家だ!」と感心した覚えがあります。で、「当然偉い」との前提で読み始めました。 基本的な部分は、美術を志した事のある人には常識的な内容ではありますが、美術館登場の意味や商売としての転換(画商の登場)など、新たな見方を加えて貰った本でした。

「日韓がタブーにする半島の歴史」 室谷克実 新潮新書   一部、興味深い点もありますが、大半はかなり偏った内容に感じました。自らの考えに反する内容には「○○○(人名)は、この訳注挿入と、自らの国籍(韓国)との関係を疑われても、いたしかたあるまい。」との文章もあります。確かに、韓国は客観性を欠いた、我が身偏重志向の強い国ではありますが、それを書いてしまってはもろ刃の剣になってしまいます。他の部分でも、古代の資料を丁寧に発掘する努力をされているようですが、その読み取り判断に客観性を欠いているように感じる部分も見受けられました。あちらの国ではよくある、自分に都合の良い解釈だけを集めての論調とも見えます。相手の偏りを批判するなら、自らはより客観性を重視しなければならないでしょう。

読みかけ本の整理、ほぼ片が着きましたが、また本屋でまとめ買いしてしまいました。ちょっとした長編も買ってしまいました。さてさて、

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