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2014年1月 6日 (月)

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」

1年も前から楽しみにしていたTVドラマが始まりました。NHK大河「軍師官兵衛」です。元々が、司馬遼太郎著「播磨灘物語」が好きで、日本の歴史小説では私的ベスト3に入れている作品です。(残りは「関ヶ原」と「風林火山」) 小説題材としては面白い人物像ですので、前々から「何故大河に起用されないのか?」疑問に思っていました。人物知名度の問題なのでしょうが。

この日に備えて、小説を読み返してみようかと思ったのですが、どうせなら別の作者の作品も読んでみようと、2冊、読んでみました。吉川英治の「黒田如水」と火坂雅志の「軍師の門」です。近頃は大河話題に乗っかろうと、官兵衛ものがやたら出版されていますが、話題便乗型の怪しげな小説も多いですが、ま、オーソドックな選択だと思います。

吉川英治の作品は、さすがに王道的歴史小説でした。文体にも貫禄があり、それでいて読み易く、一気呵成に読み進ませてくれます。戦時中の昭和18年に書かれた作品だそうですが、決して古さは感じさせません。信長に使いする小寺家家老職の時代から三木城攻略まで、時代を限って濃密に描いています。一方の火坂本の方は、若者時代から九州転戦までの年月、つまりは官兵衛のほぼ一生を描いています。内容も、現代風に歴史小説としてはやや軽めに、御着城主小寺政職をちゃんばら時代劇的な典型的ダメ殿様的に描いています。最初の竹中半兵衛や秀吉との出会い等も、謂わばNHK大河的でリアル感のない、都合の良過ぎる展開です。面白くはありますが、歴史小説としての醍醐味には欠けるように感じました。多分、NHK大河の方も、火坂作品に近い筋道で展開するのでしょうね。

さて、昨晩の大河ドラマ初日ですが、幼少期から元服までをテンポ良く描きました。出だしとしてはまずまず良かったように思います。昨年の「八重の桜」よりは初日視聴率は悪かったようですが、綾瀬人気と官兵衛の知名度不足とを考えると、当然の結果のようにも思えます。もっとも、作品の質と視聴率とは、往々にして一致しませんが・・・。

TV番組、部屋にいる時間にたまたまやっている番組を見るだけで、特定の番組を目指してみる事はほとんどなくなっています。ま、サッカーの国際試合くらいでしょうか。昨年の「八重の桜」も多少は興味もあったのですが、最初の数回を見たきりでした。野球シーズンが始まるとG等の父母にチャンネル権を取られてしまいます。だからといって、そのために食事時間をずらして自室に引き籠るとか、録画するとかまでの執着心はありませんでした。今年はすこし執着して見てみようと思っているのですが、さてさてどうなりますことか?

大河の後に、民放でやっていた「のぼうの城」も見ました。一昨年、原作も読みましたし映画も映画館で観ました。面白い作品でしたので「もう1回観てもイイカナ」との思いだったのですが、大外れでした! どうしてそうなったのかそう行動したのか、との、”振り”部分をメタメタにカット、粗筋を追うだけの味気ない作品にしてしまっていました。ガッカリです。10分に1回CMは入るし、興ざめでした。あれじゃTV放映しない方がマシですね。あんな作品と思われてしまったのでは、役者も監督も可哀そうです。angry

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