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2014年9月 7日 (日)

「チング 永遠の絆」

韓国での現代は「チング2(친구 2)」、2001年に韓国で公開された「チング」の続編です。前作は、TVでの人気美青年スターだったチャン・ドンゴンの、本格俳優としての立場を確立させた作品だと思います。2005年の訪韓では、釜山でのロケ地の一部(映画館・歩道橋・ドンスの刺された場所)を周りました。

評価の高かった作品の続編は、得てして凡作になりがちです。設定にも脚本にも、その苦労・工夫の跡が感じられます。その分意識し過ぎて雑然としてしまったようにも思いました。前作の、素直に沁み入るノスタルジックな感傷はありません。前作は、子供の時からの友人サンテクの、堅気の世界からの視線で描かれた部分がありますが、今回はすっかりやくざ映画です。実感として同調できる部分がなく、作り物の娯楽作品としてしか観ることができません。しかし韓国はやくざ作品が好きですね。昔の日本の、東映任侠映画人気のようなものなのでしょうか?

作品は、前作の殺人教唆の罪で服役していたジュンソクの出所に始まる、釜山の覇権を巡ってのやくざ抗争ですが、そこにジュンソクの父親時代の抗争と、ドンスの子ソンフンの今と過去とが交差して描かれます。3人それぞれを主人公として、そして過去と現在を行き来する構成ですので少々複雑になります。父親チョルジュの部分は不要に感じました。相変わらずの、日本人役に日本人俳優を使わない、たどたどしい日本語にも違和感を覚えます。ソンフンの生い立ちにも感情移入できません。単なる乱暴者としか映りません。内部の、人間としての痛みや困惑を垣間見ることができないのです。ドンスを演じたチャン・ドンゴンと違って。

ただ1個の作品としては、悪い部類ではないと思います。しかし秀作とも言えません。背負った作品が重すぎたのかも知れません。http://ching-kizuna.com/

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