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2015年3月28日 (土)

開花しました!

cherryblossom 昨日の桜、予想通り本日開花しました。遠目ですと枝先が赤黒くなっている程度にしか見えませんが、今日の暖かさに、かなりの数で開花しています。暖かい日が続きそうですので、一気に突っ走るかも。2枚目の写真、桜の先に見えるのは大黒屋酒店さん、ここで清酒・渡良瀬橋を買われた方もいらっしゃるかも知れません。

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八雲神社の方も偵察してきました。神社入り口右側の桜はもう3分から4分咲き程度まで進んでいます。例年こちら側の桜がいの一番に咲き始めます。何が違うんですかね?神社右側、駐車場前の桜はようやく咲き始めたところ、足利公園内の桜も同様です。5日は駐車場が駐車禁止になります。

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2015年3月27日 (金)

渡良瀬橋、歌碑の桜

森高さん縁の「渡良瀬橋」歌碑脇の桜の木、蕾が膨らみ今にも破裂しそうです。足利地区明日の天気予報はsun、気温も20℃とか。明日の開花はほぼ間違いなさそうですね。満開は今のところ4月3日辺りが予想されていますが、週間予報ではその頃のお天気は下り坂、雨風・気温の影響を受けやすい花ですのでさてどうなりますか?

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その一方で”橋”の方ですが、現在電話通信工事中です。覆いがかかってしまっています。橋を通しての夕日は見られない状態、今年は桜と夕日の競演は無理そうですね。

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2015年3月23日 (月)

もうすぐ春ですね

キャンディーズ世代ではないのですが、この季節になるとあの歌が思い浮かびます。2/27の日記に載せた庭の写真の植物たち、水仙は花咲きました。紫陽花と薔薇は準備中、藤の芽はまだまだ堅いですね。三寒四温、日々気温変動の激しい頃、明日からはまた寒くなるそうです。

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2015年3月 5日 (木)

最近読んだ本

「李陵・山月記」 中島 敦著 新潮文庫  北方謙三の「史記 武帝記」、作者の著作時に頭にあった作品とのことで、読み返してみたくなりました。本棚を探したのですがその時は見つからず、結局また買ってきてしまいました。文庫初版が昭和44年、”82刷”になっています。長く読み継がれている本です。山月記・名人伝・弟子・李陵の4作品が収められています。一番印象に残っていたのは「山月記」ですね。「李陵」は予想外に憶えていませんでした。特に、蘇武に関しても書かれていた事、すっかり忘れていました。主人公の一人として描かれている北方作品と異なり、「李陵」では主人公の内面を描くための題材として使われているせいかも知れません。4作品全206ページの内、”注解”に51ページを投じています。明治期に生まれ、漢学者の家系(祖父が漢学者、父親は漢文教師)に生まれた作者ですので、注解なしには判らない言葉も多く登場します。暫くこういった作品から離れていましたので最初は読み辛く感じました。これからの若者には読まれない作品かも知れません。漢文を和訳したような重々しさのある作品ですが、北方・司馬作品にあるような、歴史”小説”としての躍動感はありません。反面純文作品的な趣は感じます。

「さくら」 西加奈子著 小学館文庫  TV対談番組で、椎名林檎嬢たっての希望で実現したとの対談のお相手が作家・西加奈子氏でした。それまでは名前も知らなかった作家さんです。林檎ファンとしてはとても興味深かった対談でしたので、西加奈子氏の作品も読んでみようと思いました。本屋で題名だけで選んだのが「さくら」でした。初期の作品だったようですね。作品は、ある一家の概して幸福な日常から始まります。文体は全く違うと思うのですが、何処かに、昔夢中になった庄司薫の匂いを感じました。 幸福で平凡な日常を描きながら、時折先行きの不幸を予言するような文言を差し入れます。そしてある日突然に、逃れようのない圧倒的な不幸が訪れます。そして読む側を不安に陥れます。読み続ける事が怖くなりますが、そのくせ先を知りたい焦りも醸し出します。どう考えても幸福な結末は考えられない、作為的な奇跡は作品を嘘臭くするだけですし。そしてその奇跡は訪れたのかどうか?奇跡なのかも知れませんし、何もなかったのかも知れません。ただ不思議と安心はさせて貰えたのかも知れません。解決しようもない問題を丸く解決せずに終えた作品ですが、それだけに嘘は書かれていないように感じました。   西加奈子原作の映画化「きいろいゾウ」も観てきました。何かしらの魅力はあるようですが、何かよく判らない作品でした。原作を読めば判るのか?と文庫本を買ってきましたがまだ読んでいません。

「ロードス島攻防記」 塩野七生著 新潮文庫   「コンスタンティノープルの陥落」に続く三部作の2作目です。「レパントの海戦」は最初に読んでいますので、これで完結になります。 オスマントルコの攻略を受ける直前にロードス島騎士団に配属された若き騎士、アントニオ・デル・カレットの戦いを描いた作品ですが、騎士団の歴史に遡り、攻防戦の始まるまでの経緯にも多くのページが割かれています。それが塩野作品の魅力でもあると思うのですが、時代の成り立ち・流れを丁寧に分析し描き、その中で生きる個人として登場人物を生きさせます。時代に流されるわけではないのですが、時代から離れて生きる事もできない、個人の生きる力を否定する事なく、しかし大きな時代の流れの渦に巻き込まれる人の無力さも描く、そんな難事を気負わず描き続ける作者です。 イスラム世界とキリスト教世界との対立の時代、その時代を区切る大きな節目が三部作として描かれているわけですが、近頃のIS(イスラム国)での騒ぎと比べると、以前読んだ「イスタンブールー世界の都市物語(陳瞬臣)」も含め、イスラム側の寛容さを随所に感じます。イスラム教の原点とISとはやはり全くの別物なのだと、改めて認識しました。

同じ作者の大作「ローマ人の物語」も読み続けています。文庫本で現在7巻まで進みました。全43巻ですので、先は果てしなく遠いです・・・。その中で印象に残る文面がありました。「理(ことわり)を理解する人が常にマイノリティである人間社会~」 民主主義は多数決ですが、多数が常に正しいとは限りません。ヒトラーもムッソリーニも民主制による選挙で選ばれました。日本の軍政も、東条英機が独裁者として作り出したわけではありません。発端は無知な民衆のヒステリックな”偏愛国”とそれを煽ったマスコミだったと考えています。決して済んでしまった過去の話とばかりは言えない気がします。

「尼子経久」 中村整史朗著 PHP文庫   本棚に眠っていた本です。戦国初期に中国地方に覇を唱え、最後は毛利に滅ぼされた尼子家の剛勇・経久を描いた作品です。一応まともな歴史小説ではありますが、司馬作品のような重厚な歴史物語でも、先ごろ亡くなられた火坂作品のような、多少史実から離れても小説として盛り上がる展開でもない、箇条書きの史実に肉付けしただけのような部分も感じられる小説です。経久の人物像も、パターン化された戦国武将としてしか受け取れません。ふと出版年を確認したところ、1997年でした。はは~んなるほどです。1997年はNHK大河で「毛利元就」の放送された年です。大河ドラマが作られると例年、人気便乗でそれに関係した書籍が出版されます。これもそのひとつなのでしょう。大河の参考資料としてはよいかも知れませんが、独立した歴史小説としては、いささか魅力に欠けます。

2015年3月 1日 (日)

「百円の恋」

安藤サクラ主演映画「百円の恋(http://100yen-koi.jp/)」観てきました。すっかり打ちのめされました!「俳優ってスゴイ!」と圧倒されてしまいました。主人公の容姿・体格・姿勢・動き、ストーリーの始めと終わりとでは全くの別人・別人格です。役のための激太りから一転10日間での過酷ダイエットを実行したそうです。顔も変わってしまっています。ジムに通ってボクサーとなる役ですが、当初の不器用な動きは演技でしょうが、その後のパンチ・フットワークは演技力だけでは不可能です。とても人間業とは思えません。メインのストーリーは単純明快ですが、笑いもあり苦味もあり、クライマックスでは目の離せない緊迫感と感情の高ぶりで目頭を熱くさせられました。

安藤サクラ出演作を観たのは、「かぞくのくに」に次いで2作目です。「きいろいゾウ」に声だけで出演していたことは後から知りました。その「かぞくのくに」でブルーリボン賞主演女優賞を獲得、今回の「百円の恋」「0.5ミリ」で2度目のブルーリボン賞主演女優賞を受賞しています。またこれまでに報知映画賞やキネマ旬報ベスト・テン等で多数の受賞歴があります。今年も高崎映画祭主演女優賞受賞、日本アカデミー賞でも最優秀は逃したものの優秀主演女優賞を得ています。商業的傾向の強い日本アカデミー賞ですので、マイナー系の作品での受賞はさすがに「無視できなかった」ということかも知れません。奥田瑛二の娘で旦那は柄本明の息子という俳優一家の一員ですが、七光りなど露ほども感じない生粋の実力派俳優です。

さてその日本アカデミー賞、「永遠の0」が最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀主演男優賞を獲得しました。元々日本アカデミー賞にノミネートされる作品というのは、有名俳優が出演して宣伝に資金を投入する話題作が多いのですが、私が天邪鬼なのか、観ていない作品がほとんどで判断がつきません。作品賞ノミネート作品でも、観たのは「永遠の0」1作だけです。ですので他候補昨との比較はできないのですが、これが昨年での第1位作とはどうしても思えません。もちろん秀作の部類には入ると思いますが、心揺さぶられるものではありませんでした。描かれた時代・テーマの重さだけに頼ってしまった感があります。外国作品ではありますが、同じように戦場を描いた「FURY」と比べると綺麗事に見えてしまっています。

岡田君の演技も、頑張りは判るのですが、安藤サクラ演技に比べるとどうしても”演じてる”風が拭えません。唯一リアル感を感じられたのは、最後の特攻場面での”笑い”を含んだ表情でした。主人公は熟練したパイロットです。職人的技術者は、それが使えない・使ってはいけない技能ではあっても、その技を試したい欲望は秘めているものと思います。戦争末期での特攻はほとんどが敵艦に辿り着いていなかったと聞いています。防空能力の強化もありますが、日本側パイロットの技量不足もあったようです。超低空で接近し反転して上空から突っ込む(防御の堅い舷側では効果は期待できません)技術は至難です。その至難の業に挑んだ技術者の”笑い”だったのだと感じています。ちなみに私の父親は海軍航空隊のパイロットとして終戦を迎えました。劇中に登場する急降下爆撃訓練での事故死も実際に目にしていますし、特攻志願書も配られました。終戦があと半年遅れていれば、私は生まれていなかったものと思います。戦争の美化ではないにしても、平和時での作り物的な感覚はどうしても残ってしまいました。

今回「百円の恋」を観たのは、残された数少ない名画座的な映画館でです。流行のシネコンでは、大手制作のメジャー作品ばかりが上映されています。製作費・宣伝費には大金を投じるものの、内容で裏切られることも少なくありません。「百円の恋」のような名作といって恥じない作品でも、実際に目にする人は全体では少数でしかありません。作品の質よりも宣伝費が幅を利かす昨今、悲しい現実だと思っています。来月での高崎映画祭では、同じ安藤サクラ主演(実姉の安藤桃子監督)の「0.5ミリ」も上映されます。2014年キネマ旬報ベスト・テンでは、「0.5ミリ」が2位「百円の恋」が8位にランクされています。ちなみに「永遠の0」はランク外でした。評価は様々です。

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