無料ブログはココログ

« 2015年10月 | トップページ | 2015年12月 »

2015年11月29日 (日)

ラグビートップリーグ観戦

近頃のブームに乗っかって、ラグビー観戦に行ってきました。対戦カードはパナソニックワイルドナイツvsリコーブラックラムズ、試合会場は太田市運動公園陸上競技場です。企業としてのパナソニックは元の松下電器ですので、本社は大阪にあります。ただしラグビーチームは以前の”サンヨーワイルドナイツ”、群馬県邑楽郡大泉町を本拠としています。2011年にサンヨーがパナソニックの子会社化され、チーム名も変更になりました。足利にも以前はサンヨーの工場があったのですが撤退しています。チームの愛称”ワイルドナイツ”は「野武士」を意味しているそうです。

試合開始は午後1時、1時間前に会場に到着したものの駐車場はすでに満杯、近くのショッピングセンター駐車場に停めさせて頂きました。駐車場代というわけでもありませんが、帰りには少々買い物もさせて頂きました。突然の人気沸騰で対応が間に合っていないのでしょうね。今後は何か対策が必要になるでしょう。このままブームが続くのであれば。ちなみにパナソニックには5人、対戦相手のリコーにも1人、W杯代表選手が所属しています。W杯後TV登場の多い”小学生に間違えられた”田中選手、”美人妻”の山田選手も出場しています。

Dsc02912_2 Img011 Img012 

当日券も販売されていましたが、椅子席は8割以上が埋まり、芝生席にも多くの観客が入っていました。私達(夫婦で出かけました)同様の「初めてのラグビー観戦」客も多かったようです。試合前には太田東高校OGによるチアリーディングも披露されました。芝生席に陣取る応援団共々、昨年までは閑散としたグラウンドでの演技だったようですので、感涙ものの瞬間だったのだと思います。これで五郎丸所属のヤマハとの対戦とかになったらもはやパニックものでしょうが、トップリーグはA・B2グループに分かれてリーグ戦を戦いますので、Bグループに所属するヤマハとの対戦はリーグ戦では有りません。勝ち残ってのトーナメント戦は、秩父宮とか駒沢とか花園とか大きな会場で行われます。残念ではありますが、取り合えず会場が狭くてのパニックは避けられそうです。

Dsc02897 Dsc02898 Dsc02903 

試合は59-28でパナソニックが快勝しました。8トライを奪う快進撃でしたがリコーにも4トライを奪われています。どうやら守備よりも攻撃重視のチームカラーのようです。これで3勝無敗、Aグループでの首位を守りました。Bグループでは五郎丸要するヤハマが首位ですが、得点144点(全体の1位)失点60点のパナソニック、得点100点失点30点(全体の1位)のヤマハ、対照的なチームですね。できればヤマハとの対戦も見たいものですが、難しいかも知れません。順位が決定してからでないと会場が分かりませんし、そうそう遠くへも行けませんので。

Dsc02901 Dsc02906 Dsc02907

Dsc02908 Dsc02910 Dsc02911 

試合終了後にはサイン会とかのイベントも企画されているそうで、グラウンド内には子供たちを中心とするファンが殺到していました。出口に向けて私たちの前を歩いていた以前からのファンらしいオジサン、「すごいなぁ~、今までは終わった途端に誰もいなくなってたもんだ」と感心していました。細かいルールが分からなくても楽しめる観戦でしたし、サッカー以上に生の迫力はあります。2019年のW杯開催に向けて、ラグビー人気の継続することを願います。

2015年11月23日 (月)

「コードネームU.N.C.L.E.」

久々に映画館に足を運びました。今現在、近隣映画館では特に興味をそそられる作品の上映はありません。ただこれはいつものこと、観たい作品の上映は大抵が遠く離れた地でのみとなります。ま、私の嗜好が大多数の方々と少しずれているせいなのでしょうが。というわけで作品選択は削除方式、「これは無い」というものから順に削って残ったのが「U.N.C.L.E.」と「ラスト・ナイツ」でした。内容紹介等では「ラスト~」の方にやや興味を感じたのですが、なんせこちらはアノ紀里谷氏の作品です。私の頭の中での邦画ワーストNO.1、松本人志の「R100」をも上回る最悪作品、「キャシャーン」の監督です。あの時の「金返せ~!」感が思い出されて踏み切れませんでした。その点「U.N.C.L.E.」の方は、ま、面白いだろうそこそこに、と先が見えてしまいそうな予感のある作品です。それ以上の期待もしないし大きく裏切られることもなさそうな安全パイ、という点が逆にウキウキ感を損なうのですが・・・。

http://wwws.warnerbros.co.jp/codename-uncle/ 同年代の方にしか通じないのでしょうが、1960年代の人気TVドラマ「0011ナポレオン・ソロ」の焼き直し映画版です。王道「007」があり、コミカルスパイもの「それ行けスマート」があり、その中間的な作品との記憶があります。ロバート・ボーンとデイビット・マッカラム主演のスパイもので日曜日の夜の放映だったと思います。そのTVドラマをそのまま期待して出かけると少々当ての外れる部分もあります。あのコミカルさはありません。ソロはジェームス・ボンド並みにスマートですし、若干華奢な色男気味だったクリアキンは野太い筋肉マンとなっています。ただ往年のイメージを払拭、また知らない人には、面白い作品だと思います。特に最初の、ソロとクリアキンが敵対勢力として対決する場面は絶妙です。展開も早く、簡単明瞭で難しく考える必要がありません。ただ、中程度の山場の連続で、多少メリハリに乏しい部分はあり、最終山場に向けての盛り上がり、緊張感には欠けます。どんでん返しも想像の範囲内、ハラハラドキドキ感はありません。予想通り、定番範囲内で面白く、それを超えるものはありません。もちろん、(最初から期待はしていませんが)観て後に残る何ものもありません。娯楽の時間潰しには使える程度。その点では「007」には及びません。「ナポレオン・ソロ」らしさを消して「007」的なものを目指し、結果及ばなかった作品、といったところでしょうか。

2015年11月10日 (火)

アルフレッド・シスレー展

日曜日、練馬区立美術館(http://www.neribun.or.jp/museum.html)での「アルフレッド・シスレー展」に行ってきました。印象派を代表する画家ではありますが一般的にはちょっとマイナー、会場もややマイナー、そこが気に入って観に行きました。現在上野では「モネ展」開催中ではありますが、こちらはおそらく大混雑でしょう。日曜日では鑑賞どころではないでしょう。元々混んだ場所は嫌い、わざわざ出かけてお金払って、人の頭ばかり見ていたのでは作品に浸ることはできません。却ってイライラが募るばかりです。前日の土曜日にテレビ東京の「出没!アド街ック天国」で紹介されたとかで少し心配しましたが、影響は少なかったようです。

シスレーは以前から嫌いな画家ではありませんでした。初期印象派の画法を終生守り続けた画家です。ピサロと似た印象があります。好感は持てるけれどそれ以上にはのめり込めない、そんな感じ。今回の展示会で改めて、シスレーが”英国人”だったことを思い出しました。英国人夫婦の間に生まれたフランス生まれ・育ちの英国人、フランスでの市民権を願望しながらも生前にはついに認可されなかった画家。貿易商だった父親の意向で18歳の時にビジネス修行で渡英、ターナーやコンスタブルの作品に刺激されて画家を目指すようになります。ターナー、コンスタブルも好きな画家です。7月にはターナーを描いた映画も観ました。画風は異なりますが、シスレーにも共通の何かを感じていたのかも知れません。

日本の美術教育は(少なくとも私の時代には)印象派への偏りが顕著です。中学時代に初めて油絵を描いた時、もちろん稚拙ではありますが、点描というか、新印象派のような”点”ではありませんが、パレットで色をあまり混ぜずにキャンバスに筆跡を残す、印象派的手法を当たり前のように真似ていました。それまで見ていた画集の影響なのでしょう。現在でも、素人画家の展示会、上手に器用に仕上げた作品には印象派テクニックの作品が目に付きます。19世紀半ばでは画期的で過激で、サロンでは認められなかった画法が、今では珍しくもない保守的な画法になっています。美大でしたら、ピサロ、シスレー程度のテクニックを持つ学生も珍しくないようにも思います。印象派発足の中心的画家として新たな時代を打ち開きながら、新印象派・後期印象派、更にフォービズムへと進む時代への参加は回避、終生初期印象派の画風を守り通した画家、画題も風景画に特化され、新時代の扉を開いた革新の画家に似合わぬ頑なさを見せています。その頑なさ故での地味さで、印象派大人気の日本でもイマイチの知名度になっています。ま、そのお陰で今回もゆっくり鑑賞できたわけではありますが。

開館30周年の記念事業とかで、かなり力の入った企画でした。作品も粒揃いです。というか、(マルモッタンから持ち込んだ「モネ展」と異なり)日本国内にこれだけの秀作が揃っていることに驚きです。地方美術館所蔵品が多かったようですが、モネ、ルノワール等に比べると予算的に楽なせいなのでしょうか?現在休館中のブリヂズトン美術館所蔵の見慣れた作品も並んでいました。それでも、美術館全体を埋め尽くすまでの数は揃いません。そこを「河川工学の発展」から日本の荒川にまで結びつける荒業企画で補っています。しかしこれも中々面白い企画でした。元々印象派は時代革新と大きく結びついて生まれています。英国での産業革命に始まる新時代の到来、中産階級ブルジョアジーの躍進、画商・美術館の登場。一部王侯貴族の専有物だった芸術が巷に拡散、依頼仕事に従事する職人仕事だった画家が独立した芸術家へ。現在では至極当たり前の状態の原型がこの時代に作られました。その意味では興味深い考察でした。予算をアイデアで補った学芸員諸氏の努力に拍手です。

2015110812490000 2015110812500000 2015110812510000 

« 2015年10月 | トップページ | 2015年12月 »

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31