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2016年1月 9日 (土)

東京遊歩 渋谷・市ヶ谷・浅草

7日、上京してきました。家内と2人での東京小旅行です。

浅草から地下鉄で渋谷へ。学生時代を過ごした街ですが、当時とはかなり様変わりしています。東急文化会館も、通った居酒屋もなくなり、井之頭線の駅も全く面影を残していません。今回の渋谷での目的はBunkamura ザ・ミュージアムでの展覧会「ラファエル前派展」でした。当初、三菱一号館美術館での「プラド美術館展」と迷ったのですが、家内に聞いてみたらこちらの方が見たいとのことで決めました。

東急本店に向かう道玄坂は、店舗は入れ替わっているものの、街並みには懐かしさを感じます。久々でぶんか村の位置を忘れデパートインフォメーションで確認しました。入館料は1,500円、平日でもあり空いています。でもきっと、これが印象派美術展でしたら平日でも混みあっているのでしょうね。”ラファエル前派”という名称、いったいどの程度の知名度なのでしょう? ラファエル前派は1848年英国にて、ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ、ウイリアム・ホルマン・ハント、ジョン・エヴァレット・ミレイによって結成されました。”古典回帰”ではありますが、これも革新路線です。アカデミーの硬質化した古典偏重に対し、ラファエロ以前の初期ルネッサンスの自由な気風を模範としました。ですので、古典的な画題を選びながらも宗教画等でのアカデミックな縛りからは離れています。後の象徴主義に影響を与えています。今回の展示での目玉は、ロセッティの「パルミフェラ」とバーン=ジョーンズの「レバノンの花嫁」でしょうか。何年か前にもラファエル前派の展覧会を観た記憶がありますが、今回はリバプール国立美術館所蔵品による展示となっています。水彩・グアッシュによる大作には驚かされます。見応えのある展覧会でした。

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ドーバー海峡での隔たりのせいでしょうか、気候・民族特質なのでしょうか?英国とフランスとの違いは興味深いです。ターナー、コンスタブル等の英国絵画は、普仏戦争を避けて避難していたフランス人画家たちに刺激を与え、印象派への道を開きましたが、英国では印象派は興隆しません。アカデミズムへの抵抗も、破壊ではなくアカデミズム以前への古典回帰として進展しました。日本人は印象派への偏重が甚だしく、画家の人気・知名度も偏っています。空いていてゆっくり観られてありがたいのですが、こういった充実した展覧会があまり話題にならないのは寂しい気がします。

ラファエル前派には学生時代の思い出もあります。大学時代美術部に属していました。部内で”ゼミ”と呼ばれるグループを作ることができ、私も2年次に現代美術をテーマとするゼミを主宰しました。その3期目、私のゼミに数人の1年生女子が入ってきました。彼女たちの趣味が”ラファエル前派”でした。当時私が、羽の生えた人物像とか、少々象徴主義的な作品を描いていたせいのようです。私自身にラファエル前派的な思考はなく、多少の美術史的知識を持つのみでしたので、にわか勉強する必要に迫られたものでした。今ならネットで簡単に知識を得られますけどね。

今回の上京は、ある韓国料理店の閉店がその切欠となっています。7日がその最終日です。店名は「オンマ家」、市ヶ谷に店はあります。この店自体は1年少々の期間でしかないと思いますが、それ以前は浅草・上野に2店を構えた「四季の里」、そして最初は新大久保の「チャンナムチプ」でした。「チャンナムチプ」は韓流以前からの、韓国料理がマイナーだった時代での隠れた名店でした。NHKラジオ講座や「るるぶ」等での韓国料理記事で、一部の韓国好きには有名になった八田氏が「韓国の父・母」と慕う陽気な名物オーナーの店です。新大久保「チャンナムチプ」は知人だか親戚?だかの方が経営を引き継いで、現在でも営業しています。やはり歳を経るとお国が恋しくなるのでしょうか。最終日ですので、家内が注文した参鶏湯も冷麺もすでに終了、結局スンドゥップチゲとカルビチムを食べてきました。名物オーナーとのお別れは寂しいですが、「チャンナムチプ」引退も帰国が理由でしたので、再々日本デビューを期待する声もあるようです。

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市ヶ谷から浅草に移動、帰途、浅草寺にお参りすることにしました。正月の混雑も一段落、”普通に”混んでいました。

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浅草ではもう1か所立ち寄りたい場所がありました。昨年秋にオープンしたばかりの、全国アンテナショップの集合体「まるごとにっぽん」です。浅草六区に新しくできたビルの1~4階に参加自治体の名産物が並び、それぞれの街の紹介等のコーナーが設けられています。5階から上はホテルとなっています。足利市も参加、小さな紹介ブースの他、ココファームのワインや一茶庵の蕎麦、月星のジャム等の販売も行われています。紹介ブースは簡素で寂しいですが、裏に一応、渡良瀬橋のパンフレットも置いてありました。ただ何故か、紹介ビデオの夕日は中橋でした・・・?今週末11日までは、とちおとめ等の販売や八木節パフォーマンスも行われるそうです。

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