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2016年2月13日 (土)

「いのちの花展」 -イラク、シリア こどもたちの絵画と写真展-

「いのちの花展」、知人から案内ハガキを頂きましたので行ってきました。昨年12月にはラジオで(http://www.joqr.co.jp/kamata/player/kamata151213.html)、昨日はTVで紹介された活動・イベントですので、あるいはご存知の方もいらっしゃるかも知れません。JIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)という、NPO法人の主宰する展示会です。イラクでは、湾岸戦争やイラン戦争で使われた劣化ウラン弾によると思われる小児がん・白血病が多発(日本の5~8倍)しています。しかし、戦争による医療施設の荒廃や近年では更にIS(イスラム国)の勢力拡大により、十分な治療も受かられない子供たちが沢山いるそうです。そういった子供たちを救おうとJIM-NETは活動しています。今開催されている展示会は、イラク・シリアの現状とJIM-NETの活動を紹介すると共に、グッズ販売による寄付を呼び掛けるイベントです。http://jim-net.org/

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会場には、患者である少年少女たちの描いた絵や現地の写真、資料等が展示されてあります。壁面に飾られた大きな作品は、そのひとりの描いた絵をコラージュして拡大したものだそうですが、残念ながら本人はすでに亡くなっているそうです。

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会場ではグッズ販売、という形で寄付を募っていますが、その活動を象徴するものが”チョコ募金”です。毎年、バレンタインの時期に合わせて長年続けられてきました。チョコ缶のデザインには子供達の描いた絵を使い、缶の製造は東日本大震災で被災した缶工場に依頼しているそうです。販売価格の500円(本来の形は”寄付”ですので、「500円以上の寄付を頂いた方に差し上げる」という形を取ります)の内300円をイラクでの活動のために、50円を福島での活動に使われるそうです。今ではスタッフが知恵を絞って、グッズの種類も増えていました。

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安保法案関連で、”平和主義”というものが語られる機会が増えました。ただ、もちろん全部が全部ではないでしょうが、「(外国の戦争に)巻き込まれたくない」「日本だけ平和であれば良い」的な、”エゴ平和主義”とも感じ取れる言葉もしばしば耳にしました。大戦後の日本は、世界でも稀な平和国家として存在してきました。しかしその平和は日本人の手によって勝ち取ったものではありません。大国同士の冷戦の狭間での、たまたま与えられたものだと思っています。そして時局は変わり、日本人の望む”現状維持”は許されない状況になりつつあります。安倍首相の発言とは意味が異なるかも知れませんが、”積極的平和主義”の必要な時代になってくるのだと思っています。「海外への資金のばら撒き」を非難する発言を聞きます。しかし「そんな金があるなら日本の弱者のために~」は方向違いだと思っています。ばら撒くことがいけないのではなく、”ばら撒き方”に問題があるのだと思います。そして資金だけでなく、人材も世界にばら撒かなくてはいけない、それが”積極的平和主義”には不可欠ではないかと。一部の人たちの自己犠牲によって成り立つ平和主義では意味がありません。国が積極的に支援し、安全も守る必要があります。安保法案を”戦争法案”にするか”積極的平和主義法案”にするかは、これからの日本人の意識の持ちようにかかっているのだと考えています。

案内ハガキを送って頂いた事務局長・佐藤真紀氏とは、古くからの知人です。いや本当は、”知人”というレベルにも達していません。学生時代に美術部に属し、他大学の友人たちを誘って絵の会を作りました。40年を超えた現在でもその会は存続して毎年展覧会を開いています。私は創立会員ではありますが、郷里に戻りましたので会での活動はほとんど途絶えています。会費は納めていますが、ごくたまに展覧会場を訪れる程度になっています。佐藤氏は8歳年下ですので、私とは入れ違いに近い形での活動参加になります。展覧会場で何度か顔を合わせた程度です。一流私大卒で就職した有名企業を退社して海外ボランティアに乗り出した氏ですので、そうなると展覧会場でお会いする機会も更に減ってしまいます。実は会場3階で氏を見かけたのですが、来場者と熱心にお話しされていて、声をかけるのを躊躇ってしまいました。元々関係の薄かった上に久し振りですので、お話を遮って話しかけてもおそらく、思い出して頂けるまで時間を要するでしょうから。帰りに募金チョコと佐藤氏の書かれた本を1冊購入しました。

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