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2016年2月14日 (日)

「ベテラン」

韓国映画を観てきました。「ベテラン」、ファン・ジョンミン主演の刑事ものです。韓国での興行収入歴代第3位と聞いていましたし、クチコミ評価も良く期待していました。http://veteran-movie.jp/

ファン・ジョンミンの演じる刑事は正義感の強い熱血漢、権力の妨害に遭いながらも管轄外の事件にのめり込み、巨大財閥の悪に対抗します。ソウル中心繁華街・観光地である明洞で撮影したという爆走シーンは迫力があります。コミカルな面も盛り込み、軽快な娯楽作品となっています。”ナッツ・リターン事件”や汚職、兵役逃れ、権力抗争など、日本の大企業では考えられないような権力暴走にリアリティのある韓国財閥です。映画の中にも、実際の事件をモデルにしたシーンも盛り込まれているそうです。そういった巨大悪に怯むことなくぶち当たり粉砕するストーリーは、韓国一般人に喝采を受けたのでしょう。ただ日本人から見ると、あまりに映画的で漫画的でリアル感は感じられません。刑事を主演にした作品というと、「殺人の追憶」や「チェイサー」が思い浮かばれます。共に強烈な印象を受けた作品です。そういった作品に比べると重みはありません。一時的な爽快感、実生活での不満を受け流すストレス解消娯楽作品、といったところでしょうか?確かに面白い作品ではありますが、事前の期待に応えてくれるものではありませんでした。先の2作品が”事件”を描いた作品であるとすれば、「ベテラン」の描いているのはスーパーヒーロー的な刑事個人を描いた映画だと思います。日本映画で言えば「あぶない刑事」とか「HERO」とかの類になるのでしょうか。

韓国で興行収入を稼いだ作品でも、”韓流”の去った今では地元映画館での上映はありません。高速を使って高崎まで出かけました。シニア料金で観られるとしても、往復高速料金を加えると4DXよりも高くなってしまいます。しかし一般のシネコンでは、どうして何処も彼処も同じ作品ばかり上映するのでしょう。一般受けする娯楽大作をメインにするとしても、個々の映画館の色を出す選択も一部加えて欲しいものです。例え1日1回1週間限りの上映だとしても。現在シネコンの無い我が街、来月シネコンが復活します。一旦閉まった映画施設が他社経営で再始動します。「映像の街」を謳う市側の働きかけがあったようです。「映像の街」を名乗るなら、単に映画館を作るだけでなく、その後の運営にも工夫が欲しいと期待しています。隣県に良いお手本があるのですから。http://takasaki-cc.jp/

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ちなみに韓国での興行収入上位ですが、てっきり1位は「グエムル」だと思っていました。すでに更新されていたのですね。現在の1位は「鳴梁」、李舜臣将軍の活躍を描いた作品です。日本での公開はあったのだろうか?日本(秀吉軍)が悪役の作品ですので難しいのかな?2位は「国際市場で会いましょう」です。今回と同じファン・ジョンミン、オ・ダルス共演作です。3位が「ベテラン」、「グエムル」は4位に下がっていました。興行収入と作品の質とは必ずしも一致はしませんが、歴代順位をざっと見ると、日本でよりは一致しているようにも感じてしまいます。

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