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2016年7月 9日 (土)

「殿、利息でござる!」

地元のシネコンで観てきました。「殿、利息でござる!(http://tono-gozaru.jp/)」、特別な思い込みも期待もなく出かけたのですが、思いの外の収穫でした。もっとドタバタした喜劇かと思ったのですが、爆笑するシーンはありません。コメディ、というのとも違う。コメディタッチの部分もあるのですが、上品で抑えた声にならない笑いです。寧ろ、不覚にも泣かされてしまいました。

登場人物、それぞれにクセや思惑はあるのですが、基本的に皆が善人です。宿場の危機的状況を憂う十三郎に”宿場一の切れ者”篤平治が無責任なアイデアを披露する。発案者本人が実現性を否定する中、次々に賛同者が現れ、計画が進展していってしまいます。善人ばかりの登場人物の中、唯一の敵役は松田龍平演じる藩の役人、そしてその唯一の捻くれ者が絶対的な決定権を持つという不条理の中計画は頓挫します。そのにっちもさっちも行かなくなった状況の時、”ケチで冷徹な金貸し”と評判だった十三郎の父親浅野屋甚内と、その跡を継いだ十三郎の弟二代目甚内の、本当の姿が現れます。二代にわたる甚内親子の心根に打たれた仲間たちは更に計画を推し進め、代官をも感銘させ奔走させることになります。そして「遂に実現!」という寸前、またしても松田龍平の意地悪が立ちはだかるのですが、それはまた劇場でご覧ください。ゆるさと情の、”良き日本映画”を観た!との満足感が残りました。

映画館には舞台となった宮城県の実際の新聞「河北新報」版のチラシも置いてありました。裏面には県内の観光案内も載っています。このお話し、驚くことに「実話」が元となっているそうです。映画にも登場する龍泉院の和尚が書き残した古文書が残っているそうな。造り酒屋だった主人公穀田屋十三郎の家は、今でも酒屋として残り、子孫がその地に住み続けているそうです。うちの家内は宮城県出身、この映画に興味を持ったのもその流れからでした。今度の日曜日から2泊3日で、一緒に家内の実家の墓参りに出かけます。義父義母ともにすでに他界しています。舞台となった吉岡宿(黒川郡大和町)にも立ち寄りたいところですが、かなり内陸に食い込んだ場所にありますので「ついでに」とは無理そうです。それでも河北新報チラシは旅に持参、裏面観光情報は参考にさせて頂きたいと思っています。

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