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2016年7月21日 (木)

女川・仙台2泊3日 ③

3日目 火曜日

たかが2泊3日の旅行記を書くのに1週間以上もかかってしまっています。考えてみると、家内と2人きりでの国内旅行(韓国は何回も2人で行ってますが)は、宮城での法事と東京1泊旅行を除くと36年振りかも知れない。

3日目の朝、ホテルJALシティでバイキング朝食、開放感からか日常よりも食欲があります。特に家内の方は・・・。のんびりと9時頃にチェックアウト。この日最初の目的地が9時半開館ですので急いでも仕方ありません。目的地は宮城県美術館(http://www.pref.miyagi.jp/site/mmoa/)、伊達氏の居城のあった青葉山裾にあり、過去1度訪れたことがあります。今回の目的は付属の「佐藤忠良記念館」です。当日は特別な企画展は開催されておらず、常設展と記念館とを鑑賞しました。

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日本を代表する具象彫刻家・佐藤忠良氏は、宮城県出身(先日観た映画「殿!利息でござる」の舞台に近いらしい)ではありますが、6歳までしか居なかったよう。それでも特別な愛着を感じていたのか、氏の作品寄贈により記念館ができました。マイヨール、ロダンの影響を受けて彫刻家を志したそうです。具象彫刻の本道を貫いた作家ですが、ジーンズを穿いた女性像等、現代的なスタイリッシュな作品を残しています。「職人に勲章は要らない」と、文化勲章等国家からの賞はすべて辞退しています。女優の佐藤オリエは娘で、幼少期の娘をモデルとした作品も展示されてありました。

彫刻家佐藤忠良は私たち夫婦にとって想い出に繋がる作家です。1981年の新婚旅行はフランスでした。当時メインだった”JALパック”とかのツアーではなく、リュック担いで「その日の宿はその日に探す」というフランス国内2週間の旅でした。大学美術部で知り合った2人ですので、フランスでは何ヶ所かの美術館を巡っています。パリでは「ギュスターブ・モロー美術館」と「ロダン美術館(http://www.musee-rodin.fr/)」とを訪れています。共に印象深い美術館でしたが、ほんとうにタマタマ奇跡のように、そのロダン美術館で「佐藤忠良展」が開かれていたのです。「日本人初」の快挙でした。当時はもちろんネットはありませんし、海外情報は「地球の歩き方」などの印刷物で得るのみ、美術館の概略や住所等しか事前には判りませんでした。「今どんな展示が行われているのか?」などは知りようがなかったのです。そんな中であの国立ロダン美術館で、「日本人初」の、そして家内の出身地である宮城県生まれの佐藤忠良氏の個展が開かれている、まさに”奇跡”的タイミングでした。

次の観光目的地は同じく仙台市内の大崎八幡宮です。元々は足利氏の流れを汲む大崎氏の祀った神社ですが、後に伊達政宗が仙台に遷し保護したそうです。豪華絢爛な社殿は国宝に指定されていますが、観光施設ではなく一般の神社として拝観は無料です。

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大崎八幡宮では御朱印を頂きました。右ページは前日に頂いた瑞巌寺のものです。

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仙台市を離れて東北道へ。白石ICで高速を降ります。今回の旅の最後の目的地は”白石城”です。今月初めに観た映画「殿!利息でござる」での河北新報(宮城県の新聞)版宣伝チラシ、その裏面の観光案内で興味を持ちました。再建施設ではありますが、写真での本丸が綺麗で行ってみたくなりました。それまで、白石に城のあることも知りませんでした。学生時代に1度、みやぎ蔵王スキー場で滑ったことがありましたので、白石駅で降りたような気もするのですがほとんど憶えていません。

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城は本丸と大手門が復元再現されています。当時の建築様式に忠実に木造による再現が行われ、全国的にも希少な歴史資料となっているようです。城内の階段は敵の侵入を遅らせるために急角度に造られています。伊達氏から蒲生氏、上杉氏と領主が変わりましたが、関ケ原の合戦寸前に伊達政宗が攻略、伊達家の重臣片倉小十郎景綱が城を預かるようになりました。景綱の息子重長は大阪夏の陣において、落城寸前の城から真田信繁(幸村)の娘阿梅(おうめ)を連れ出し後室(継室)に迎えています。その縁で信繁の次男・守信をも片倉性を名乗らせ保護したそうです。当時としてはかなりの危険を冒したことになります。大河「真田丸」ではその辺は触れられるのでしょうか?

白石市は2016年推計で人口は35.000人を割り込んでいます。地方小都市ではどこでもそうでしょうが、人口は年々減少しているようです。城の周りの商店街にもシャッターの閉まった店舗が目立ちます。

その後は自宅へ向けて一直線、休息を挟みながら夕方には到着しました。運転時間が長くさすがに疲れました。しかし充実した3日間だったように思っています。Dsc03607

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