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2016年8月 8日 (月)

金曜日から昨日まで

イベントが続くと書き込みが遅れます。

先週の金曜日は展覧会を観に東京へ。目的地は2か所。最初は池袋にある画廊へ、知人が版画公募に入賞しました。「The 1st TKO International Miniprint Exhibition 2016」という、版画小品(ミニプリント)を集めた展覧会です。今回新しく始まった公募展で、世界43か国からの応募があったそうです。330作家、599作品の中から、知人は審査員特別賞を受賞しました。会場に置いてあったパンフレットは立派なもので、まさかと思い確認したのですが”無料”でした。申し訳なくも頂いてきました。

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欧州やアジア、様々な国からの応募があった公募展ですが、こうしてみると日本の版画レベルの高さを実感します。入賞した知人の、これからの益々の活躍を祈ります。

池袋から山手線で上野へ。もうひとつの展覧会は都美術館で開催中の「ポンピドゥー・センター傑作展」です。当日(8/5)は夜9時までの開館です。それもあり地元を出発したのは午後1時過ぎでした。上野到着は夕5時頃、そのせいか元々人気がないのか、会場は空いていました。印象派に人気が偏る日本ですので現代美術系の展覧会は一般的に人気薄です。

ポンピドゥー・センターにはちょっとした思い入れもあります。1981年の新婚旅行で訪れた場所です。開館が1977年ですので開館間もない時期となります。未来的な建物で一部で話題になったのですが、パリの観光地としては日本ではほぼ知名度のない時期だったと思います。主目的はセンター内にある「現代美術館」だったのですが、ネットのない当時では具体的情報はほとんどなく、英語表記もなく、建物内をうろうろしただけで結局美術館には辿り付けませんでした。それでも、今見てもSFチックな建物ですので、それだけでも印象に深く残りました。

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今回の「傑作展」は、1906年から1977年まで、その年に制作された作品を1点づつ選び展示して時代を追う企画となっています。幕開けは1906年に描かれたラウル・デュフィの「旗で飾られた通り」でした。写真ではよく観る有名な作品です。この歳にセザンヌが没しています。並べられた作品には、よく知られた有名な作家の作品もあり、名前を知らない作家の作品もありました。1928年にはレオナール・フジタの自画像が並びます。翌1929年はセラフィーヌ・ルイ、本格的な美術教育を経ずに家政婦から画家になったという変わり種です。画風に記憶はあるのですが名前は知りませんでした。1931年はピエール・ボナールの裸婦です。ボナールも想い出深い画家です。デパートでの展示会は観ていたものの、初めて美術館(国立西洋美術館)を訪れた時、最も印象深い作品がボナールでした。この作品ではありませんがやはり裸婦像で、かなり魅せられたものです。1933年はオットー・フロイントリッヒ、ユダヤ系ドイツ人ですが、ナチスのユダヤ人収容所で没しています。1948年のアンリ・マティスも好きな作家のひとりです。私の生まれた1953年はフェルナン・レジェでした。この年に最初のデュフィが亡くなっています。1961年は梱包作家のクリスト、私のイメージする”現代美術”はこのあたりから始まります。1967年はヴィクトル・ヴァザルリ、学生時代に日本でも展覧会が開かれ話題になりました。最後の1977年の作家はポンピドゥー・センターをデザインした2人、展示はセンターの模型でした。

写実主義、ロマン派、印象派、野獣派、キュビズム、ダダ、ポップ、美術運動の歴史は技法や主義主張、思考回路等で現されます。しかし”現代美術”は時系列でしかありません。”今”は常に”過去”になる運命を持っています。センターの出来た時点では”現代美術”であったデュフィも(今でも新しさを感じさせますが)、すでに”現代美術”と呼ぶには確立され過ぎています。私の内での”現代”は学生時代に心躍らせたイヴ・クラインやウォーホールや荒川修作、池田満寿夫等々ですが、今の若手画家にとってはすでに古典になっているのか?興味深い展示会でしたが、最大の欠点は「会場が寒過ぎた」ことです。いつもなら一旦全体を観てまた最初に戻って観直すのですが、寒過ぎて耐えられず早々に退出してしまいました。

昨日の日曜日はゴルフでした。予定は無かったのですが急遽友人に誘われました。メンバーに欠員が出たのでしょう。ゴルフ場は「赤城カントリー倶楽部(http://www.akagi-cc.com/)」、以前には女子プロツアー(SANKYOレディス)の開催されていたコースです。SANKYO(三共)は大手パチンコ台製造会社です。あまり一般には知られていないかも知れませんでしたが、群馬県桐生市は名古屋と並ぶパチンコ台産地です。パチンコも今では釘師の活躍する時代ではありません。コンピューター関連会社になっています。そのSANKYOの経営するゴルフ場です。

当日は大変暑い日でしたが、赤城山の中腹海抜400mにあるゴルフ場には涼しい風(微風)が吹いていました。気温も下界よりは少しは低かったのでしょう。(山腹にある割には)アップダウンの少なくフェアウェイも広いコースですが、女子ツアーに使われていた位ですので、池やバンカーの巧妙に配置された戦略性の高い難しいコースです。ラフの芝も粘ります。距離も長くレギュラーで6,300yあるのですが、参加メンバーの関係でこの日はバックからのプレーとなってしまいました。6,700y余、元々距離の出ない私ですので、パーオンはもちろんボギーオンもほとんどなく、ショートホール以外では現実的なパーチャンスは1回もありませんでした。スコアは「59」「55」の「114」と散々ではありましたが、条件からすると個人的には健闘した部類だと思っています。視野の狭いバックティー(レギュラーTから先は開けています)からで、ナイスショットも少なかったもののOBは1発もありませんでした。通常メンバーではバックTを使わせて貰えませんので、良い経験をしました。スコアは悪くても楽しいプレーでした。

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