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2019年4月18日 (木)

最近読んだ本

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 「世界をひとりで歩いてみた」眞鍋かをり 祥伝社黄金文庫

 何となく、旅行記・旅エッセイのようなものが読みたくなり、本屋ではピンとくるものが見つからずネットで買いました。眞鍋かをりには悪いイメージがない。多くは「ウォーターボーイズ」での印象。最初と最後だけしか出てこないのに何故か記憶に残っています。本の方はまぁ、期待したほどの面白さはありません。それなりに頑張って自由旅してはいるのだけれど、文章力なのか弾け具合なのか、想定内に収まっているしエトランジェもウキウキ感も乏しく感じてしまう。元々”突然旅”企画なので、行き先に関する知識下調べがないのでそういった薄っぺらさもあるのかも。それでも眞鍋かをりへのイメージ低下にはなってません。なんでじゃぁ~。

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 「観応の擾乱」亀田俊和 中公新書

 「応仁の乱」が意外と面白かったので続けて買ってきました。そして結果、「応仁の乱」が特別だったのだと知りました。新書に面白さを期待するのが間違いなのでしょうか?でも学生時代は岩波新書もそれなりに面白く読んでいました。若い頃とは私自身が変わっているのか?「応仁の乱」は、読み終わってみるとやっぱりよく判ってはいないのですが、読み物として難無く読み進んでいました。しかしこっちはギクシャクします。全体の流れがなくぶつ切りの検証の羅列に感じます。細かな事案・事件・事変の羅列、役職名も色々出てきますが、それがどういった役職なのか力を持つのか一向に頭に入りません。

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 「100年前の女の子」船曳由美 文春文庫

 私の住む街足利に、1909年(明治42年)に生を受けた1人の女の子の話です。幼くして里子に出され生涯実の母に逢うことはなかったそうです。文庫本帯には「私にはおっ母さんがいなかった」とあります。涙なくして読めない実話です。しかしただのお涙頂戴話ではなく、ほんの100年前なのにこんな違う、日本の本当の姿が見えてきます。風俗・文化資料としての価値も高い作品だと思います。私にとっては今現実に住む地が舞台のせいもあり、より一層現実感が強いのだとは思いますが、特別ではなく100年前には日本の彼処にあった風景なのでしょう。解説に「語り手はこれ以上ない聞き手に出会い、聞き手はこれ以上ない題材を見つけた」とあります。著者は主人公の次女であり、雑誌「太陽」を創刊時より手掛けたという一流編集者です。”娘が老いた母から聞き取った物語”この組み合わせでしかできなかった作品かも知れません。60代の私には、幼い頃の懐かしさもまだ感じるその時代が描かれています。

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 「土佐堀川」古川智映子 潮出版社

 ”女性実業家広岡浅子の生涯”、そしてNHK朝ドラ「あさが来た」のドラマ原案本だそうです。父の書棚にありました。こんな本も読んでいたのですね。私はこのドラマはほとんど見ていません。後から再放送をぶつ切りで何話か見た程度です。京都の三井家から大阪の両替商に嫁ぎ、維新後の激変時に炭鉱経営・銀行・大同生命設立、そして発起人として日本女子大学の設立に尽くすという、明治期の女性実業家の伝記です。1849年生まれといいますから、「100年前の女の子」より更に半世紀前の話になります。この時代の日本にこのような女性が居たとは意外です。活き活き勇躍として描かれ、ドラマの方も見たくなります。意外だったのは”五代ロス”と言われたディーン・フジオカ演じる五代才助(史上では五代友厚)ですが、原作本では1度顔を合わせただけでした。あくまで”モデルとした”ドラマで主人公名も「白岡あさ」ですからね。

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 「好色 義経記」中丸 明 新潮文庫

 これも父の書棚にあったのですが、父が買うとも思えません。あるいは私が(勘違いして)買っていたものかも知れません。しかしながら酷い本です。全く信じられないくらいに。”好色”というほど洒落てはいません。単なる下ネタ、それも小学生が「〇〇〇~!」と放送禁止語を連呼して喜ぶレベル。会話をわざとらしく名古屋弁をしゃべらせるがこれも意味がない。秀吉など出身者にしゃべらせるなら判りますが、何の関係もない義経らの会話を名古屋弁にするのは単なる地元悪ふざけでしかありません。内容もストーリーはぶつ切りでまとまりも無いし盛り上がりもない。ないない尽くしであるのは下品さだけです。なぜ新潮社が発刊を許したのか、社の良識を疑います。どんな酷い本でも最後まで読むことを信条としています。途中で止めては批判もできないと無理して読みましたが時間を無駄にしただけでした。

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