無料ブログはココログ

2006年7月31日 (月)

恋愛での誤解

残念ながら私自身には、韓国女性との恋愛経験はありません。昨今「韓流」で身近になった韓国、恋愛話も多く聞くようになりました。以前は日本男性と韓国女性、しかも「韓国パブの女性に嵌ってしまった日本男性」的な話が多かったものですが、それが急激に、「韓国男性と日本女性」との間の恋愛話が多くなっています。韓国ドラマを切っ掛けに興味を持った方々には、一部、韓国男性に過剰な憧れを抱いてしまっているケースも見受けられます。例えば、かの”ヨン様”演じる”ミニョン”を見て「韓国男性って素敵!」とか、直線的に結論付けてしまっている場合は少々面倒です。これが日本人なら、いくらキムタクに憧れても、それが日本男性の典型とは理解しないはずです。「TVの中だけの話」「現実にはそうそう居るはずが無い」と、キムタクそのものには憧れても、日本人一般への認識には繋がりません。それがしかし韓国人となると・・・。

韓国でも日本同様、ドラマ設定での主人公は”理想形”です。裏返せば、現実社会にはあまり居そうも無い人格です。”ミニョン”も”ミンチョル”も然り、もちろん韓国的特長の一部は持っているでしょうが、総合的な性格・人格としては、一般韓国社会には”稀有な”存在であるはずです。うちの家内もビョンホニーではありますが、幸いな事にビョンホン氏に嵌る以前から直接韓国人(私の友人達)を知っていますので、タレント本人以外にまで想像を膨らます事態には至っていません。(笑)

ま、こんな韓流的付随イメージを抜きにしても、国際恋愛に誤解は付き物です。特に韓国人との間には、あまりに似通った外見・文化的共通点がありますので、自国人と同様に考えてしまってその”誤解”に気付かないケースも多いように思えます。

積極的情熱的なアプローチ、もちろん韓国男性すべてがそうではありませんが、シャイな日本男性に比べると、ストレートな愛情表現をする人は多いですね。すでに結婚していますが、私の友人のひとり、年1、2回の訪韓の度に恋愛対象が変わっていました。そしてその度に「運命の人に会いました!」と表現していました。彼にとって”運命の人”は決してひとりである必要は無いようです。(笑) 情熱的な言葉も態度も、決してその愛情の深さを表すものではありません。同じ情熱は、次の恋愛にも同じように表現されるはずです。

また度々問題になるのは、「両親への紹介」と「プロポーズ」です。韓国での恋愛、いまだに基本は「結婚を前提」です。真面目な気持ちでの交際であるなら、その”初めとして”、両親への紹介と結婚の申し込みは当然な行いでもあります。これが全く逆に、一定期間の交際を経て、恋愛が煮詰まり盛り上がった段階で行われる日本との差が、しばしば誤解の元ともなっているようです。”恋愛の始まり”として韓国男性が行った規定行動が、”恋愛の結論”として日本女性に理解されてしまう、そんな誤解ですね。韓国の親は何人もの、息子(娘)の交際相手を順次紹介される、韓国男性(女性も?)は生涯何度ものプロポーズを経験する、もちろんその度に結婚しているわけには行きません。その時の気持ちに嘘はないでしょうが、あくまでそれは恋愛過程でのその場その時の感情であり、”将来の保障・約束”では無いのです。言語同様、感情表現も「翻訳」して理解する必要があります。

恋のすれちがい―韓国人と日本人‐それぞれの愛のかたち Book 恋のすれちがい―韓国人と日本人‐それぞれの愛のかたち

著者:呉 善花
販売元:角川書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

以前にもご紹介した呉善花女史の本です。これも少々年月が経ち、現代の若者感覚とのズレもあるでしょうが、恋愛感情の基本形態の違い程度を理解するには役立つ本だと思います。

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30