「王妃の紋章」

チャン・イーモウ監督作品、中国題は「満城尽帯黄金甲」というらしい。まさに黄金キラキラ、これでもか~~!とばかりにキンキラの眩い映像です。http://wwws.warnerbros.co.jp/ouhi/

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昔のチャン・イーモウ作品、「赤いコーリャン」とか「菊豆」「秋菊の物語」「活きる」「あの子を探して」そして「初恋の来た道」、心に残る作品ばかりです。しかし近頃は、「HERO」や「LOVERS」と、映像美だけで内容の無い作品が続いています。世間ではこれが受けてしまったようですが・・・。

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今回の「王妃の紋章」は久々のコン・リー起用です。主役がカンフーアクションのできないせいか、多少はストーリーもまともに近付いています。ま、それでも、歴史作品にはなっていません。五代十国時代を背景にしているそうですが、特にその時代を描いているわけでもありません。時代は何処でも良かったのでしょう。戦いも、ロールプレイングゲームのよう。生身の人間が血を流して戦うリアル感はありません。映像的には豪華で迫力もあり、「HERO」などでのような、ワイヤーアクションの不自然さも軽減されています。娯楽作品としては悪くないかも知れません。頭を空っぽにして楽しむなら・・・。戦闘シーンでは手に汗握って観ていましたし。しかしもう、「始皇帝暗殺」のような、合理的なリアル感を持った歴史物は、もう作られない時代なのでしょうかね・・・。

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私の好きなコン・リーは、さすがの貫禄で演じていました。おっぱいも半分出して・・・。lovely

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「故郷の香り」

以前買ってそのままになっていたDVDをやっと観ました。「山の郵便配達」のフォ・ジェンチイ監督作品です。前作同様、中国の田舎に住む、貧しくも慎ましく素朴な生活を描いています。原題は主人公女性の名「暖(ヌアン)」ですが、失われた初恋の切なさを描きながら、題名通りの暖かさを感じさせる物語です。こういった作品を観ると、日本は、描くべき何かを失ってしまっているような気がします。きっと中国でも、都会では同じなのかも知れません。失ってしまう予感が、監督にこの作品を描かせているのかも知れません。特別なものでは無く、誰にでもあったような初恋の想いと、若さ故の行き違い・過去への悔いを、過剰な演出も無く、切なく暖かく描いた秀作です。

東京国際映画祭でのリー・ジアは、(映像で見ただけですが)落ち着いた貫禄ある女優さんでしたが、映画では、素朴で清らかに演じています。香川照之が、知恵遅れ気味の聾唖者役を怪演しています。

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「中国美人伝」

いつも何冊かの本を平行して読んでいるのですが、最近は読書に費やす時間はほんの僅かです。ですので、読み切るのに何ヶ月もかかってしまう場合もあります。(笑) そんな中、上京等での電車内は読書のはかどる時間帯です。昨日の上京、東京事変ライブのためでしたが、その車中で読み終わりました。陳舜臣著の「中国美人伝」です。

女性の、歴史の表舞台で活躍する機会は少ないですが、そんな女性にスポットを当てた短編集です。小説新潮に不定期連載されたものを纏めたものだそうです。「西施」「卓文君」「王昭君」「皇后羊献容」「薛濤」「萬貴妃」「董妃」の7作品が収められていますが、名を知っていたのは西施と王昭君だけです。王昭君は、彼女を主人公にした小説を読んだ事がありますが、有名な西施でも、”傾国の美女”として、歴史のあだ花、脇役として登場するだけでした。そういった女性達を、意思を持ち心を持って人間として”活きた”存在として描こうとした作品群のようです。「西施は死んでいなかった」との設定は、現実には無理でしょうし、”薄幸の美女”への後世からの”願望”なのでしょう。他の女性達に関しても、歴史に残された足跡はごく僅かでしょうから、多くは作者の創作・推理推測なのでしょう。しかしだからこそ、歴史小説家として自由に発想を膨らませる事のできるテーマでもあるのでしょうね。そのせいか、常の作者に比べても、より活き活きと発想を展開させているようにも感じました。楽しく読み切ることができました。

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著者:陳 舜臣
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「夜の上海」

映画館で観てきました。モッくん映画は面白いのが多いですし、上海へも昨年行ってきましたので、あまり話題になっている作品ではありませんが、興味が沸きました。

「ロマンチック”旅恋”ラブストーリー」という副題が付いています。それぞれに迷いを持つ異国の二人が出会い、言葉も通じないまま、上海での一夜を一緒に行動します。ロマンチックなお話しではありますが、いまひとつ刹那さの沸き起こって来ないのは何故でしょう?舞台は揃い過ぎるほど揃っているのですが・・・。本木君は相変わらず良い演技してますし、「少林サッカー」のヴィッキー・チャオも自然で可愛いのに。そして何より、上海の夜は一番の演技者です。実際に見た外灘(バンド)の夜景、昨年の記憶が蘇ります。戦前に立てられたアールデコ調の欧風建築物と、黄浦江を隔てて見える浦東の近代的ビル、対照的な夜景がライトアップされて並びます。”霧の重慶、雨の桂林、夜の上海”、ただ実際は、あそこ、大変な渋滞&人混みで、週末はロマンチックにもなり辛いかも知れません。

二人の恋?が恋になり難く、切なくロマンチックに仕上がらなかったのは、それぞれの個別の関係・思い(モッくんと美帆、リンシーとドンドン)がはっきりせず、このままでは”単なる浮気”になりかねないからだったのかも知れません。ままならない現実からのひと時の逃避に過ぎず、それ以上のラブストーリーに発展させるには、もう一工夫が必要だったかも。それとも”ひと時の逃避”で良かったのかな?ナンか割り切れないな・・・。それとラストシーン、トップメイクアーティストなら、もっと際立って美しく変身させて貰いたかった。ちょっと拍子抜け。http://www.yorunoshanghai.com/

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「女帝」

チャン・ツィー映画は、一応観に行く事にしています。五代十国時代での設定ですが、「歴史物」「戦記物」とは考えない方が良さそうです。歴史物としての客観的史観も、戦記物の躍動感もありません。

ワイヤーアクションは見飽きましたが、「HERO」「LOVERS」よりはマシかと思います。2作ほどしつこくくどくはありません。いずれにしても、特撮アクションはあくまで脇役、本筋の方にもっと重点を置いて貰いたいものです。

その"本筋”ですが、こちらにも疑問点はあります。話の流れがやや悪く、ギクシャク感があります。原作が戯曲ですので、あるいは、それを意識しての演出なのでしょうか?原作は、あまりに有名なシェークスピア4大悲劇のひとつ「ハムレット」、学生時代に2度読みました。

原作では、王妃ガートルードもオフィーリアも、ポローニアスもホレーショーも、皆クローディアス(王)の陰謀、前王殺害の真相を知りません。ひとりハムレットが孤独に悩みます。しかし「女帝」では、逆に皆真相を知り、または推察しています。謀略策謀に主眼が向けられ、”悲劇”としての醍醐味は薄れています。無知・無垢故にハムレットを悩ませた王妃を、内心で復讐を誓う強い女に置き換えた事で、ハムレットたるウールアンの存在を霞ませ、”女帝”そのものにハムレットを演じさせようともしています。やはり陰謀とは無関係に、ひとりの”恋する乙女”として悩み気のふれてしまったオフィーリアを、舞台正面に登場させ、道化役として無駄死にするポローニアス役のイン宰相にも策謀に参加させる。果ては悪役リー王(クローディアス)にも、名誉ある死を与えてしまいました。最後の、女帝の蛇足的な死に象徴される如く、いずれもが形式的で実感の無い、”生きた人間”を感じさせない「作られた役柄」と見えます。これも”戯曲”を意識した演出なのか!?だとするならば、やはり成功したとは思えません。

前半は、歌舞伎的な?、約束事の世界での演出として、それなりの見所はありました。しかし粗筋の見えた後半では、話の展開はまどろっこしく感じました。有名作を下敷きにした場合、観客に先を読まれてしまう事は当然予測して、通常以上に手早い展開を与えないと、厭きさせてしまいます。また”悲劇”の分散は、それぞれを薄味に仕上げ、結局誰にも感情移入できない結果をももたらします。単純評価でも、「HERO」「LOVERS」よりはマシ、「始皇帝暗殺」には遠く及ばない、といった感じです。

主演はご存知チャン・ツィー、リー王役に、コン・リーとの共演作「活きる」でカンヌ映画祭最優秀男優賞受賞のグォ・ヨウ、オフィーリア相当のチンニーには「中国の小さなお針子」で印象深いジョウ・シュン、という配役は豪華なのですがねぇ・・・。そういえば、ホレイショー役が居なかったな。

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「楊家将」

北方謙三著「楊家将」、PHP文庫上下2巻にて読み終わりました。中国では「三国志」「水滸伝」と並ぶ人気があるそうです。京劇での人気題目とか。文庫本帯の「三国志より面白い!」の文字に惹かれて読んでみましたが、確かに面白い!

中国宋代での、楊一族の、遼との戦いを描いた歴史小説です。当主楊業と7人の息子達、その奮戦と宋禁軍譜代将との確執、宿敵「白き狼」こと邪律休哥との戦い。歴史小説の面白さをふんだんに盛り込んだ、血湧き胸躍る物語です。この小説には、物語全編を通しての確固たる主役が居ません。その場により、楊六郎であったり七郎、また四郎であったり、また遼の邪律休哥であったりします。戦いを片方の目線で勧善懲悪的に描く事をせず、それぞれを生きた人間として描いています。作者は、千年前の英雄達を、活き活きと描き活躍させることに成功しています。史実にも縛られず、かといって反するわけでも無く、また原典「楊家将演義」にも束縛されず、見事に理想的”武人”を描き切ったように見えます。物語りも無駄なく、厭きさせず進行します。一気に読破させる勢いを持った作品だと思います。作者はこの作品によって、第38回吉川英治賞を受賞しているそうです。

楊家将〈上〉 Book 楊家将〈上〉

著者:北方 謙三
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楊一族の物語は、まだまだ続くそう、作者の手による続編「血涙」も、すでに昨年出版されています。文庫本化を待って読んでみたいと思っています。

血涙〈上〉―新楊家将 Book 血涙〈上〉―新楊家将

著者:北方 謙三
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「墨攻」

昨日観てきました。今回は家内も付き合ってくれました。最初は「夏物語」の3度目を観る予定だったのですが、「ノベルスを読み終わってから観たい。」との事で延期、後でひとりで行くつもりのようです。

私の方も酒見賢一著の原作本を読み終わっていません。映画の方が先になってしまいました。「日本の漫画が原作」と宣伝されていますので、作者にはちょっと可哀想ですね。結末は原作と同じかまだ判りませんが、始まりは異なっています。映画では戦いの始まる寸前に到着した事になっていますが、原作では数ヶ月前です。墨者が1人来たとてそれだけで戦局に影響を及ぼすはずはありません。墨者の価値は”戦いの準備”にあります。水や食料・兵器(石や藁をも含む)の蓄財から、城の補修、仕掛け、特殊兵器の製造などです。革離はその方面でのスペシャリストです。映画では「籠城戦の経験は無い」となっていますが、原作では鉅子(墨家統率者)の右腕で名人です。なぜ未経験者設定にしたのか不思議です。やはり原作通りにやって欲しかったですね。戦いで兵器・仕掛け自体は姿を現しますので、製造過程を描く必要は無いでしょうが、コマ送りででも忙しく働き準備するシーンは必要だった気がします。それがあって初めて、革離に民衆を率いる人望が集まったのですから。「戦いの始まるまでに何ヶ月もある」という状況が現代での感覚で違和感があったのかも知れませんが、当時の中国では、準備と行軍でそれ位かかる事は普通だったはずです。

それ以外はまずまずの作品ですが、感動もあまりありませんでした。革離と港淹中との楼上でのシーンは不要だった気がします。得てしてああいった倫理論議を挟みたがるものですが、それは言葉での説明では無く、映像で表現して欲しかった。

梁王役の俳優、何処かで見た顔だと思ったのですが、「始皇帝暗殺」に出ていたのですね。個性的悪役です。皇太子・梁適役は韓国のアイドルグループ「スーパージュニア」のメンバーだそうです。演技もその範囲内です。逸悦役のファン・ビンビンも武者姿が愛らしいですが、演技的にはいまひとつに思えました。アンディ・ラウはさすがに雰囲気を持ちます。いずれにしても「始皇帝暗殺」を上回る作品とは思えません。

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「香乱記」

本が好きで常に読んではいるのですが、連続して長時間、一気に読破する事はありません。また数冊いっぺんに平行して読んでいる場合も多く、読み終わるのに長期間要します。長編では1年を越えてしまった場合も・・・。(笑) 昼休み時間以外では、列車移動での時間が読書に当てられます。土曜の韓国オフ会出席上京での車内で、宮城谷昌光著「香乱記」を読み終わりました。面白く読みましたが、これも5ヶ月もかかっています。

宮城谷作品は結構読んでいます。古代中国歴史物が好きなのですが、諸葛孔明始め歴史の英傑、作者により歴史の見方により、描かれる人物像には違いがあります。三国志でも、日本では蜀(孔明・劉備・関羽・張飛)中心で描かれたものが一般に知られていますが、これは吉川英治作品があまりに有名なせいでしょう。陳瞬臣は魏(曹操等)からの見方で書いていますし、伴野朗は呉(孫権等)中心の物語を書いています。古代物では、確実な情報の少ない分、作者の想像を働かせる事のできる範囲が広く、その面でも面白さもあります。時には吉川本三国志を「歴史・史実」として捉えてしまう方をも見受けますが、あくまで歴史”小説”である事は忘れてはいけないでしょうね。

「香乱記」は秦末の動乱期を描いた作品ですが、主人公は漢帝国を造った劉邦でも稀代の英雄項羽でもありません。戦国時代の斉国王の末裔「田横(でんおう)」です。物語では、残虐無比の項羽と陰謀と変節の劉邦、その争いの渦中で正義を貫き倒れた信義の人として描かれています。宮城谷昌光という作家、教科書には載らない、歴史の脇役たる人物、士会とか華元とか、そういった人物の発掘・紹介にも力を発揮する作家です。またそういった作品には独特の魅力を感じさせます。知られていないだけに余計、作者の想像力を理想を盛り込める、そんな一面もあるのかも知れません。香乱記での田横、実際に描かれた通りの人物であったかどうかは誰にも判りません。しかし、中国の人口を半減させたとも言われる楚漢戦争の最中に、力に屈しない一条の光を描こうとした、作者の思いは強く感じられる作品でした。

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ちょっとだけお留守にします。

明日から2泊3日で上海に行ってきます。中華風HNを名乗りながら、中国は初上陸です。以前計画がありながら、NYテロ余波と鶏インフルエンザで2年連続中止になりました。韓国と違って右も左も判りません。自由時間もあまりありません。知識は古代のものばかり・・・。孔明縁の地は訪れる事はできませんが、孫家「呉」の地を見てきます。取りあえずはそれだけでも良いかな?トラブル続きのJALが無事飛ぶ事を祈っていて下さい。

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これ読んで勉強中。

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「ジャスミンの花開く」

チャン・ツィイー主演の映画「ジャスミンの花開く」を観て来ました。「グリーン・デストゥニー」に続く、ワイヤーアクション中国映画には飽きてきていましたので、比較的満足できる作品でした。うちの地区での上映は8月以降、上海を舞台にした作品ですので、来月の旅行前に観ておきたく、車で1時間かけて観に行きました。

茉・莉・花(マー・リー・ファ)とそれぞれ名付けられた、三代に渡る3人の女性の物語です。「茉莉花」はジャスミンの花を示す中国語だそうです。30年代から80年代、時代の変遷の中で、それぞれの苦難の中、ひたむきに生きる女性像、中国映画の得意分野でもあると思います。コン・リー主演の何作かを思い浮かべますね。

チャン・ツィイーは、主人公3人を演じます。”親子”という面もあるでしょうが、3人の演じ分けには少々物足りない部分も感じました。しかし、「初恋のきた道」でのういういしさを、いまだに表現できる演技力には驚かされます。恐れを知らない10代での前向きさと危うさ、そして苦難を経た陰り、”辿って来た道”を見事に表現しています。「初恋の~」フアンには、あのあどけない表情を見せて貰っただけでも、映画館に足を運んだ甲斐がありました。作品そのものとしては「SAYURI」の方が好きですが。←こちらには、コン・リーの熱演による印象も加味される点もあると思います。作品の幅(助演陣の充実による横広がり)の点で、少々「SAYURI」に負けてる点もあるかも。

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上海調べ

来月上旬に上海へ行きます。異業種交流会での行事で、以前企画されたものの、NYテロの影響で中止されました。翌年はまた鶏インフルエンザで・・・。今年新たに海外視察の話しが出て、一旦は韓国で4月と決定したものの、何やかやで延期・変更、7月の上海で落ち着きました。中国絡みのHNを名乗りながら、中国には旅した事がありません。2泊3日(蘇州、上海)で、企業視察もあり、三食全部定められている(しかも高い!)面白みの少なそうな旅ですが、これも致し方ありません。限られた時間を有効に使うべく、情報収集、「~歩き方」と「マップル」を買って来ました。

以前企画された時に、中国の現代小説「上海ベイビー」を読みました。読後感に「”限りなく透明なブルー”に似た感覚が・・・」とのものもありましたが、確かにそういった雰囲気も感じさせる小説です。中国では発禁になったそうです。読み返してみようと探したのですが見つかりません。また買って、その後に出てきたら勿体無いなぁ~、とか悩みながら書棚を見ていて、ついつい他の小説を買ってしまいました。宮城谷昌光の「香乱記」です。春秋戦国時代の斉の田横の物語です。文庫で全4巻。中国歴史ものも久々です。

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